【宮城県】猟銃等講習会(初心者)の受講と考査合格

合格しました

7/13(木)宮城県警にて猟銃等講習会(初心者)を受講し、無事に考査に合格した。
勉強方法や当日の様子を記録として残そうと思う。
気になる人がいると思うので先に書いておくが、今回の合格率は85%(21人中18人合格)

ちなみに狩猟免許試験は合格発表が7/21(金)のため、その結果を受けて記事を書こうと思う。もしかしたら不合格ということも考えられるため。

2023/07/28追記
第一種銃猟免許、無事に合格しました。
tk-hunting.hatenablog.jp

勉強方法

さて、今回の講習はみなさんご存知の通り、最後の考査で9割の得点を獲得しないと合格できないというものだ。
調べたところ、出題される問題には地域差があり、難しい地域から簡単な地域まで様々といった感じだった。
宮城県はどうか分からなかったため、講習の申し込みを終えた後からすぐに勉強を始めた。

ただ、狩猟免許試験が前日にあるという鬼のスケジュールだったため、100%の力を注いで対策とはならず…。限られた時間の中でやれるだけやってみた。
勉強期間は2週間程度。毎朝5時半から7時前くらいまでの90分。朝できない日は夜の20時から22時くらいの120分。

テキスト

究極的には講習の申込時にもらえる「猟銃等取扱読本」の理解に尽きる。考査の問題は全てここから出題されるため、覚えてしまえば何の問題もない。

しかし、本番を想定した問題の形式や解くという行為に慣れるため問題集も調達した。
以前の記事にも書いたが以下の2冊だ。

tk-hunting.hatenablog.jp

【猟銃等講習会試験対策例題集Ⅲ】
例題集はとにかく問題を解きまくって、問題文になれることができた。
読本を読み込む前に、例題集を解き、間違えた部分は読本を開いて蛍光ペンで線を引くという方法を取った。

【猟銃等講習会(初心者講習)考査 絶対合格テキスト 予想模擬試験5回分[第6版]】
絶対合格テキストは読本の内容を噛み砕いて掲載している点が良く、さらに予想模擬試験が5回分もついているのがありがたかった。
それに法律関係はこれから本格的にお世話になるものだし、法改正にならないうちは使い続けることができそうだ。


個人的にはどちらも購入しておいて良かったと思う。

Webサイト

問題集のみならず、以下のWebサイトで公開してくださっている想定問題1〜4も繰り返し解いた。個人的にこちらの問題は少し難しく、最初は合格点に届かなかった。
しかしそれは自分の認識が足りない部分を再確認でき、読本の理解を深めるのに役に立った。
yamamotch.com

こちらの問題は簡単めだった。
shoothunt.jp

当日の様子

当日は8:30から宮城県警にて講習の受付が始まる。自分は8:40くらいに県警へ。
1階ロビーでバッヂを受け取ったら胸につけて4階の会議室へ。
受講者は21人。年齢層は幅広いと思った。ちなみにいつもは30人を超えるため、今回の受講者数は少なめとのこと。

スケジュール

以下のスケジュールで進行した。

  • 9:30〜12:00 読本の1章
  • 13:00〜15:00 読本の2,3,4章
  • 15:25〜16:25 考査
  • 16:25〜17:00 待ち時間
  • 17:00〜 結果発表と修了証明書の交付、解散

午前中は合間に5分程度の休憩が2回ほど入った。基本的には読本を読み上げ大切な部分などを注釈するような形式だった。
午後は仙台の銃砲店の方が講師となって、銃の取り扱いについての部分を講義してくれた。自らも狩猟をしている他、射撃場の運営、射撃指導員として指導も実施しているとのこと。
午後の講義は講師の方が実体験をもとに身振り手振りを交えたかなり熱のこもった内容だった。厳しい話題もあればコミカルに話す部分もあり「伝えたい!」という情熱が伝わってくるようだった。
そのため午後は休憩はなかった。その代わりお手洗いなどは各自行ってもOKというスタイル。

試験内容

試験問題は午前の内容から25問、午後の内容から25問くらいと言われた。
内容は思ったより簡単だった。散々引っ掛けが多いから気をつけろとWebで見てきたが素直な問題ばかりだと思った(もちろん迷ったものもあったが…)。

そんな中でもやはり「数字」が絡む問題は要注意。

  • 所持許可の更新
  • 自宅で保管できる実包の数
  • 認知機能検査の年齢
  • 猟銃受領後、何日以内に確認を受けるか

などなど、数字は細かく覚えておいて損はない。
15分程度で50問を解き終え、残りの時間は全て確認に費やした。講習申込の手続きや支払いなど、できれば2度はやりたくないため「絶対落ちない!!」という気迫で臨んだ。

待ち時間

結果発表までの待ち時間は再び銃砲店の方が講義をしてくれた。
これは聞きたい人だけ聞いてくださいとアナウンスがあったが、ほとんどの人は聞いていたと思う。
内容は「考査に合格したら次にやること」。
揃えなければならない書類やガンロッカーについて、身辺調査についてなど気になっていたことがあれこれ聞けて良かった。

最後に講習修了証明書を受け取って解散となった。
これで目先の心配ごとは狩猟免許試験の結果のみとなった。合格しているように祈ろう。

おまけ

午後の講義で講師が言っていた内容のメモ

  • 夫婦円満じゃないと銃は持てない
  • ベテランのアドバイスは聞くな、読本の内容が全て
  • 猟場で危ない行動を取るベテランには注意すると喧嘩になるため、注意せず次回から一緒に猟に行かない
  • ガンロッカーの上下に南京錠を付けるタイプのものは許可されないから貰うな