【猟銃等講習会】弾丸の最大到達距離の覚え方のメモ


弾丸の最大到達距離とは

猟銃等講習会(初心者)申込時に配布される「猟銃等取扱読本」によると、

銃を所持したら、まずそれを使用する前に、自分の銃から発射される弾丸がどの程度の威力を持ち、そしてその威力の及ぶ範囲がどのくらいあるのかということを十分理解する必要があります。

と、記載がある。

そしてこれは講習会の最後の考査でも実際に出題された。
正直なところ、銃を持ったことも撃ったこともない身としては何号弾が何m飛ぶなどということは想像もつかない。
当たり前ながら弾を選定するような状況にも巡り合わせたことはない。
故に覚えるのが非常に困難だった。
なんとか記憶する負担を少なくできないか考えた末に、次のような覚え方を編み出した。

差分で覚える

これは散弾の最大到達距離を覚える際に実際に使ったやり方である。
※一部散弾ではないものもあるが…
ちなみにライフル弾と空気銃弾は自力で覚えた。

以下の表の「差分」という項目に注目してほしい。
この差分とは一つ上の到達距離との差分を表している。
例えば、ライフルドスラグの最大到達距離は約700m。
ひとつ下のOOBの最大到達距離は約515m。
その差分は、

700m-515m=185m

である。
この調子で一つ上の最大到達距離との距離を計算していくと、1号弾以降の数値は5、10、15などのパターンになる。
要はこの数値のパターンを覚えてしまうということだ。
そうするとライフルドスラグの700mと弾の種類(号数)さえ覚えていれば、あとは距離の差分から最大到達距離を算出できる。

知識として定着させるのが一番良いが、一旦この方法を試験用の対策とした。

                                                                                                                                                                                                                                                         
弾丸の種類最大到達距離 差分

ライフルドスラグ約700m 0m
OOB 約515m185m
BB 約340m175m
1号 約315m25m
2号 約300m15m
3号 約290m10m
4号 約275m15m
5号 約265m10m
6号 約250m15m
7号 約240m10m
7・1/2号 約235m5m
8号 約225m10m
9号 約210m15m
10号 約195m15m




22ロングライフル約1,600m -
30カービン約2,200m -
30級ライフル約3,200〜4,000m -



4.5〜5.5m約310 -

買って良かった猟銃等講習用の問題集

予想模擬試験が5回分ついているし、覚えなければいけない数字系の部分が分かりやすくまとまっている。
掲載の法令は今後常につきまとうことなので、考査合格後も何度も開く機会があるだろう。