狩猟免許の試験の項目に「鳥獣判別」というものがあった。これは何かと調べてみると、狩猟鳥獣と非狩猟鳥獣を見分ける試験とのこと。
狩猟鳥獣
何でもかんでも狩猟して良いわけではなく、狩猟できる鳥獣は決まっている。
鳥獣は「鳥」と「獣」と書くように、鳥類と獣類がそれぞれ決められているようだ。
2023年3月時点ではその数は鳥類26種に獣類が20種。
環境省によると、決め方の基準は以下とのこと。
日本に生息する鳥獣約700種のうちから、狩猟対象としての価値、農林水産業等に対する害性及び狩猟の対象とすることによる鳥獣の生息状況への影響を考慮し、鳥獣保護管理法施行規則により次の46種類を選定しています。
※出典 環境省HP(https://www.env.go.jp/nature/choju/hunt/hunt2.html)
過去のWebの記事や書籍には狩猟鳥獣は48種とあるが、2022年9月15日にゴイサギとバンが狩猟鳥獣から解除になったとのこと。
二匹ともどんな鳥なのか全く分からないが…。今後は46種(鳥類26種)と記憶しておきたい。
鳥類(26種)
- カワウ
- マガモ
- カルガモ
- コガモ
- ヨシガモ
- ヒドリガモ
- オナガガモ
- ハシビロガモ
- ホシハジロ
- キンクロハジロ
- スズガモ
- クロガモ
- エゾライチョウ
- ヤマドリ(コシジロヤマドリを除く。)
- キジ
- コジュケイ
- ヤマシギ
- タシギ
- キジバト
- ヒヨドリ
- ニュウナイスズメ
- スズメ
- ムクドリ
- ミヤマガラス
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
以上が鳥類だが、正直スズメやキジバト、マガモくらいしかピンとこない。
カラスにいたっては全て同じに見えるが3種類もあるとは知らなんだ。
見分けられる気がしない。
獣類(20種)
- タヌキ
- キツネ
- ノイヌ
- ノネコ
- テン(ツシマテンを除く。)
- イタチ(雄)
- シベリアイタチ
- ミンク
- アナグマ
- アライグマ
- ヒグマ
- ツキノワグマ
- ハクビシン
- イノシシ
- ニホンジカ
- タイワンリス
- シマリス
- ヌ-トリア
- ユキウサギ
- ノウサギ
ヌートリアとはいったいなんだろう。そしてシベリアイタチって「シベリア」って名前に入ってるけど日本にいるんだね。
鳥獣判別試験では、口頭で狩猟鳥獣か否かを伝え、狩猟鳥獣の場合は名前を言わなければいけないらしい。
どうしよう、わかる気がしない。とりあえず一鳥一体ずつ写真をみて確認していこう。